ブルーバッファロー 大切な家族だから、 体にいいものを食べさせたい。

猫の爪とぎの理由と治す方法

cat scratch台所で料理をしていたり、ベッドの上でくつろぎつつ、温かい紅茶とともに読書を楽しんでいると、どこからかカリカリという音が聞こえてくる・・・。振り返ってみるとねこちゃんが、大切な家具で爪とぎをしていた!という経験があるペットペアレンツも多いのではないでしょうか。

猫が爪とぎをする理由

ねこちゃんが家具で爪とぎをするのは、家具を選んだペットペアレンツのセンスへのダメ出しではありません。米国の動物愛護協会 によると、この猫の爪とぎ行動は「正常な本能行動であり、完全に止めさせるべきではない」ものだとされています。

猫が家具で爪とぎをするのにはいくつかの理由があります。まず挙げられるのが、自分のニオイをつけてマーキングをするためです。猫の前足にはニオイを出す臭腺があり、引っかくと同時に自分の縄張りを主張しています。ペットペアレンツの足に爪を立てるのも、自分のニオイをつけ足そうとしているのです。

また、猫は爪とぎをして古くなった爪を剥がすことで、新しい尖った爪に生え変わらせます。そのほかにも、お気に入りの椅子でお昼寝をした後に、爪を立てて伸びをする、ということもよくあります。犬も「伏せ」のスタイルで伸びをしますが、猫はそのときに爪と家具を使ってしまうのです。

このように、爪とぎはどの猫にも見られる正常な行為です。それでは、詰め物が飛び出すほど椅子のクッションをボロボロにされても、諦めるしかないのでしょうか?

猫の爪とぎ対策cat nails

爪とぎの対策として、家具からねこちゃんの興味をそらして、爪とぎ用の道具に誘導する方法があります。

手をパンパン鳴らす

爪とぎをしてほしくない場所でねこちゃんが爪とぎをしているのを見かけたら、手をパンパンと打ち鳴らしたり、足を踏み鳴らしてみてください。繰り返すうちに、ねこちゃんは、ここで爪とぎをすると驚かされてしまうと感じて、次第にそこで爪とぎをしなくなります。

この方法は必ず爪とぎの最中に行ってください。爪とぎの痕跡に気づいて手を打ち鳴らしても、突然大きな音がしたという事実が残るだけで、ねこちゃんは爪とぎと驚かされた体験がうまく関連づけできません。ついには自分が悪いことをしたとは思わずに、単にペットペアレンツを怖がるだけになってしまいます。

爪とぎの必需品

爪とぎの改善に最も効果的なのは、爪とぎ用の道具をたくさん用意することです。

猫の生態に詳しい米国の動物行動学者は 、猫がとる行動について「ノー」を突きつけるからには、「イエス」を用意するべきだ、と助言をしています。たとえば、ペットペアレンツがいつも使っているソファーやベッドなど「ノー」となる場所に、「イエス」となる爪とぎ用の道具を置くのです。  

用意した道具でねこちゃんが爪とぎをするようになるには、時間がかかるかもしれません。段ボール、麻縄、カーペットなどのさまざまな種類がありますが、置き方などいろいろ工夫して、ねこちゃんお気に入りの爪とぎ用具を見つけてあげてください。

爪切り

ねこちゃんの爪を切ると、爪の先が丸まるので、家具へのダメージが軽減されます。自分の爪を切る時にねこちゃんの爪を切る、という習慣をつけるのもよいでしょう。また、定期的に爪切りを行うことは、とくに室内飼いのねこちゃんの場合、足の健康を保つことにもつながります。

ねこちゃんが頻繁に爪とぎをする時は、爪切りの合図です。できれば毎週、最低でも隔週で、爪のチェックをしてください。その時は、ねこちゃん用の爪切りを使ってきちんと切ってあげましょう。

爪を覆うビニール製のネイルキャップもあります。これは安全に使えるトレーニングツールですが、爪とぎの根本的な解決にはなりません。商品自体が4~6週間ぐらいしかもちませんので、最適な方法を見つけるまでのつなぎとして使いましょう。

猫はたいへん頭のよい生き物です。ペットペアレンツが優しく、忍耐強く教えれば、爪とぎをしてよい場所といけない場所との区別をきちんとつけられます。時間はかかりますが、猫には行動を変えるだけの知性があります。健康を考えつつ爪を適度に切ったうえで、爪とぎ道具を用意すれば、爪とぎの問題は解決されるでしょう。